「驚く」、「笑う」、「楽しむ」、「分かち合う」
訪問授業は、主に学校の体育館で行われます。授業時間はおよそ90分～120分。障がい者スポーツの実演や生徒たちのトライアル、レクチャー等を通じて、楽しく学んでいただける参加型の授業です。また、内容やテーマについては、学校の授業の趣旨目的に応じたプログラムで展開することが可能です。
パラキャンの訪問事業では、実際に障がい者アスリートが講師となって、スポーツの実演や対話が行われます。生徒たちは授業をリアルに体験することによって、人間の持つ無限の可能性や、困難を乗り越える力、人に対する思いやりなどを学んでいきます。道徳、人権、福祉などの教育面において、生徒たちの自発的な行動力が育まれます。
●より高い目標を持ち、目標達成することの楽しさを知る。 ●毎日の生活が、たくさんの人との助け合いから成り立っていることを知る。 ●友達と助け合って勉強やスポーツをすることが、仲間づくりに大切であることを体験する。 ●セルフエスティーム（自己肯定感）を育むことができる。 ●続ける、諦める、やめるという行動が自分次第であると実感できる。
●自分も社会を変えることができる1人であることを認識できる。 ●高齢者、障がい者、子ども達が当たり前に生活できる環境を考えるきっかけを作る。 ●社会の仕組み以前に心の仕組み、あり方を意識できる。 ●「障がい者＝かわいそう」の意識を、「共に生きていくために」へと変化させることが可能に。
●いろいろな人がいて初めて社会が形成されることを知る。 ●自分も他の人も大切な１人であり、存在を脅かされてはならないことを知る。 ●人それぞれ違っていることが、素晴らしいことであると体感できる。 ●自分と立場や意見の違う人を認めることの必要性・重要性を感じ取れる。
インターネットや図書館で障がい者スポーツの種類やルールの違いなどについて調べます。 お申込み受け付け完了後に、「事前事後指導資料」をお送りしますので、合わせてご活用ください。
アスリートの自己紹介の後、競技用の車いすや車いすバスケットボールのルールについて、講師からレクチャーを行います。
アスリートによる模範演技を実施し、ルールについての補足説明を行います。（教員の皆さまにもご協力いただきます。）
生徒たちに実際の競技用車いすを体験していただき、簡単な準備運動を行った後にミニゲームを行います。
小グループに分かれて、アスリートの暮らしや障がい者スポーツを始めたきっかけなど経験談を通じて、人間の持つ力や福祉について一緒に考えます。
授業の後、障がいのある人たちに対してどう意識が変化したか話し合います。また、自分たちの住む街のバリアフリー対策について調べたり、今後の課題などを考えてみましょう。
パラキャ訪問授業にご参加いただいた生徒や先生の方から、多数のご満足の声をいただいています。授業自体の楽しさはもちろんのこと、その後の考え方や行動が変わったという方がたくさんいらっしゃいます。
来てくださった皆さん、車いすのことバスケ、ラグビー等を教えてくださりありがとうございました。今までは“自分達”と“しょうがいをもっている人”で頭の中で区別を作ってしまってましたが「しょうがいではなく、一人の人間として、できること、できないこと」という事を聞き、この言葉を大切にして、区別するのではなく日々色んな人と色んな事にチャレンジし楽しく過ごしていこうと思います。 これからもがんばってください。
お話を聞かせていただいたり、体験させていただいて感じたことは、できないことを無理にできるようにするのではなく、自分にできることを精一杯のばしていくことが大切ということです。できないことに対しても努力は大切だけど、できないことばかりをして失敗して「自分なんて…」と思うのではなく、自分のできること・良いところを見つけ、それを一生懸命のばしていけるようにする。このことをこれから意識していきたいです。様々な体験、貴重なお話をたくさん聞かせてくださり、ありがとうございました。
私が感じたことは、自分がもっている悩みや不安はとても小さいことで、その悩みや不安に時間をかけるのはもったいないということです。だから、できないことが多くても、自分なりに精一杯頑張っていきたいです。前を向いて教えていただいとことをずっと忘れずにこれからいかしていきます。今回、パラキャンの方と直接関わったことで、障がいに対する偏見が無くなって、元気をもらいました。本当にありがとうございました。
年平均140校（のべ）以上の学校を訪問し、2万人以上の生徒の皆さんにパラキャン訪問授業を体験いただいています。直近19年間での体験人数は317,833人にものぼります。
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