障がい者アスリートに突撃インタビュー

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選手プロフィール

10万人以上の一期一会に感謝!
パラキャンに関わるすべての人の人生を豊かにしたい。

諸隈有一(もろくまゆういち)選手
プロフィール
大阪府四條畷市出身 2月14日生まれ。24歳の時に仕事中にバイクで山道を走っていた際にスリップし、対向車のトラックが突っ込んできて足に重傷を負う。その後、車いすバスケットに出会い、国内外の数々の試合に出場。10年以上もパラキャンで講師を務めるベテラン選手。車いすバスケットボールチームB-Spirits代表。

選手インタビュー


諸隈さんはパラキャン講師としてのキャリアも長いですね。最初に車いすバスケットボールと出会ったきっかけを教えて下さい。
24歳の時、仕事中に山道をバイクで走っていたら、スリップしてそこに対向車のトラックが突っ込んできたんです。命があっただけでも有難いような話でした。怪我がひどかったために、退院してもしばらく通院が必要でした。その時に、車いすバスケをしないかと誘われたんです。
すぐにその面白さに夢中になったのですか?
いえ、まったく興味がなくて(笑)。『車いすのスポーツ=面白くない』と見たこともないのに、勝手に決めていたため、3年間は車いすの競技には全く関わりませんでしたね。
3年もお誘いを無視していたわけですね。もったいない(笑)
ええ。でもその後、実際に大会を見に行く機会があって、その競技性の高さや車いすの性能にびっくりして。また車いすバスケのルールに大きな感銘を受けたことでやってみようと思ったんです。
車いすバスケを始めたことによって、諸隈さんの中にどんな変化がありましたか?
怪我する前の自分の行動範囲は、せいぜい近畿圏内でしたが、車いすバスケを始めて日本中の大会に行くようになりました。怪我する前よりも行動範囲が大きく広がりましたね。その後も、車いすバスケットボール大学連盟の立ち上げに関わったり、コーチや選抜チームの監督等を任せていただきました。一つのスポーツと出会ったことがこんなに大きく世界を変えるのかと、今でもこの出会いに感謝!です。
怪我する前よりも行動範囲が広がるなんで、素晴らしいですね。選手としてもご活躍されている諸隈さんにとって、パラキャンはどういう存在なのでしょうか。
最初にパラキャンを知った時は『こんな授業が子どもの時にあったら、障がいを負って直ぐにスポーツをすることが出来たのに・・・』とちょっと悔しく思いました(笑)。パラキャンと関わることによって自分の世界がさらに広がりましたから。ラオス・カンボジア・マレーシアに車いすバスケットボールの指導者として派遣されたり、イギリスや韓国にも試合や勉強会にも参加することができました。
世界進出も果たされたわけですね!諸隈さんがパラキャンの講師をやっていてよかったと思うことはどんなことですか?
10年間で10万人以上の人たちと出会えたことです。たった2時間の授業なんですが、その一期一会が非常に印象に残っています。昔であった生徒の中には先生になって、「先生が中学生の時に、くまちゃんに出会ってるんで」と生徒に話してくれたり、「大学生になりました!車いすバスケを教えてください!」と訪ねて来てくれたり。本当にうれしくなるようなつながりを感じています。そんな人たちとの出会いが今の自分の財産だと思っています。
パラキャンを支え続けていらっしゃる諸隈さんならではの財産ですね。最後にこれからの夢を教えて下さい。
パラキャンの活動で伝えたいことは、子どもたちはもちろんのこと、先生や保護者の方、僕たちを含めてすべての人に通じることであると信じています。関わる全ての人の人生を豊かにし、ユニバーサルな社会へ向かう道しるべになればいいな、と。パラキャンをさらに多くの日本中の子どもたちに届けたいと切に願っています!
パラキャンから日本の社会をよりよく変えていけるといいですね。ステキなお話をどうもありがとうございました!!





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